DAVICHI ダビチ VOL.01の商品情報
DAVICHI ダビチ VOL.01 AMARANTH 憎くても愛しているから
■メディア:韓国盤 ■製作元:M.net Media ■発売日:2008/02/01
DAVICHI ダビチ VOL.01のポスターを折りたたんで、おまけします! 曲目リスト 01. 憎くても愛しているから 02. 口紅濃く塗って 03. 悪く辛い私 04. 悲しい誓い 05. 片想い 06. 悲しい愛の歌 07. 星の輝く夜 08. そうなの 09. ようやく 10. 別れの反対語
イ・ヘリ、カン・ミンギョンという(本来の意味での)妙齢の女子デュオながら、パッケージ(およびMV)にはやはり妙齢のくじら系代表イ・ミヨン(妙齢はくじらに係らない)と、数え年ではやはり妙齢となる(!)イ・ヒョリの2名(+オトコ)しか登場してこない、2008年最初の反少女作品の登場。といっても反アイドルなわけではなく、特にミンギョンはおそらく顔に対する保険額と保安体制は国宝級(しくしく)ともいわれながら、ハンガリー系移民が出てきそうな前世紀的映像(by チャ・ウンテク: ジャケも参照)と相俟って、2004年以前に時計を戻して出直したかのようなパラレルワールド的韓国R&Bを展開。オトコの世界でいえば、sg WANNA BE+からFly to the Skyへ面舵一杯とも例えうるが、曲中に「ラップが一切存在しない」という逆説的一大特徴をもって、1枚通して聴くと若干酔ってしまうという、金太郎飴的“カフェ歌謡”の復活宣言を果たしているのは、リフレインの魔術師=リュ・ジェヒョン(Vibe)の筆力によるところも大きいだろう。 As One、Tarshannie(ともに99年のデビュー)から“唐心”をはぎ取っていって残ったものはゴスペルと民謡のどちらに近く響くのか、そして2度目に聴いたときには思わず“合いの手”を入れてしまうことになるのか…聴く側の踏み絵ともなりうる全10曲、しかもカラオケ・トラックすらなし! の42分。これが短く感じられるところに、そしてチョ・ヨンス、パク・クンテ、キム・ドフン、ハン・ソンホと揃えば自動的に見えてきたはずの音に、微妙にアナログ的なブレが生じているところに、本作のワナが潜んでいるわけでもあるが、現状ではナマ舞台での実力だけが最大の懸念となっている。
<DAVICHI ダビチ VOL.01>
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